テックワン金物工法
木材の欠損を減らし、強度を高める。
木造建築を頑強に組み上げる上で最も重要なポイントは、金具を施工する際に柱や、梁の断面欠損を極力減らす事です。しかし、在来軸組工法では、柱と梁の仕口加工として、柱に2方向以上の彫り込み(断面欠損)が行なわれていました。その結果、各部の強度が弱まり、木造建築の揺れへの脆さが露呈したのです。
テックワンを仕様した場合、取付用ボルト穴の加工だけで済む為断面欠損を最小限に抑える事が可能です。更に、金具が柱や梁の内部に納まり表面に出ない為、仕上がりも大変きれいです。
耐久試験が証明する、確かな性能
テックワン金物工法
家の強度は、そのまま生命の安全につながります。
従来の軸組工法と、テックワン金具を使用した住宅で、1995年の阪神淡路大震災を忠実に再現した三次元大振動試験によって、実物大の家を実際に揺らして、損壊の程度を比較。
その結果、「テックワンP3」使用の家は、繰り返し行われた加震実験でも通し柱の接合部分にまったくズレや損傷がなく、躯体と一体化してしっかりと軸組を支えきっている事が実証されました。
(2004年12月7日独立行政法人土木研究所)
耐震実験(従来の在来工法)